【Interview with Mark Akixaさん】
November-Eleventhとのお付き合いも7年目に入りますが、毎回違う音色を聴かせてくださっているMarkさん。
アルバムのこと、ライブのこと、近況についてお伺いしてみました。
1. マークさん、こんにちは。
12月1日はよろしくお願いいたします!
まずは、今年の3月に3rdアルバム「KOKOPELLI」(ココペリ)を発売されましたネ。
おめでとうございます!
MA: ありがとうございます! 前作「OLOWAN」(オロワン)はネイティブアメリカンの伝統曲を集めたアルバムだったので、全曲オリジナル曲の作品としては7年ぶりだったのですよ。
2. 可愛らしさと神秘さを感じさせるアルバムタイトルですね。(^^)
MA: 実はタイトルは最後までなかなか決まらなかったのです。収録曲にココペリに関係のある曲は1つもないんですけど、最終的には「自分は何者か?」と考えたときにパッと浮かんできたワードを選びました。★Kokopelliは笛吹きの精霊
3.楽曲タイトル、Earth Chant 、As Long As Grass Grows Or Water Runs 、Many Winters 、The Trail Of The Wind 、Water Chant/ The Gate To The Fifth Worldなどから、自然の中にある私たち、宇宙に繋がっている私たちを思い起こさせてくれるように感じました。
MA: 嬉しいですね。それはまさにネイティブの思想の根幹にあるものです。すべては繫がっているという。
4.この1年、マークさんにとってどんな1年でしたか?
MA: 3月に「KOKOPELLI」を出して、リリース記念ライブであちこち演奏してまわった一年でした。将来このアルバムを聴いたら、きっと今年のことを思い出すことになるでしょう。
5.印象に残ったことは?(ライブでも出来事でも何でも)
MA: 夏に富士山6合目で演奏したことかな。あと11月に三島の美術館の庭園でもお月見コンサートをさせていただいたのですが、屋外でコンサートをするのって実はいろいろ大変なのですよ。機材とか、お天気とか。なので、スタッフの皆さんが完璧な環境を作り上げてくれたこの2箇所の屋外コンサートはすごくお客様にも喜ばれましたし、自分たちも楽しませていただきました。
6.恒例の「お題を頂き即興演奏!」で、いつも息のあった演奏を聴かせて下さるお二人とのプレイでここが面白い!と思うところは?まずはギターの太田さんから。
MA: 太田さんの対応力は尋常ではないですね。おそらく太田さんと一緒にやってなかったら、ライブで即興演奏をすることもなかったのではないかと思います。演奏だけでなくお話も上手なので、あらゆる場面で「困ったときは太田に任せろ」が私のモットーです(笑)
7.そして、パーカッションのよしうらさん。
MA: 顔かな(笑) November Eleventhで即興演奏するまでは、お客さんに背を向けて二人の方を向いて演奏することってなかったんですけど、「よしうらさんってこんなに表情豊かに演奏してたんだ」って驚きました。プレイに関してはアイデアマンで私もよく驚かされます。天才だと思います。
8.サンタさんにお願いするとしたら何を願いますか?
MA: サンタさんってまだ現役でやってるの? Amazonプライムに負けないよう、がんばってください。
9.ライブの見所、聞き所は?
MA: 見所はですね、さっきよしうらさんの顔について触れましたけど、太田さんもなかなか表情豊かに演奏されるのでチェックしてください(笑) 聞き所は、「KOKOPELLI」は作曲してすぐレコーディングした曲がほとんどだったので、
ライブでやる度にこなれてきています。CDとはまた違う感じに聞こえると思いますので、進化する過程もお楽しみください!
10. みなさまにメッセージを!
MA: おかげ様で、November Eleventhさんでの演奏も7年目になりました。いつも応援ありがとうございます!
Interview with Mark Axisaさん
1.ご自身のフルートを色で例えると?
2.では、今の自分を色で例えると?
今まで白とか黒で答えていたと思いますが、今回は困ったことになにも浮かびませんね。自分の中で概念が変わったのかな。
3.今回のタイトル「夜の火の月の演奏会」。とても興味深いです。このタイトルに込められた思いは?
インディアンは各月を「◯◯の月」と部族ごとに独自の名前で呼んでいるのですが、「夜の火の月」はナンシー・ウッドさんが著書の中で12月をそう呼んでいたので。みんなで「夜の火」を囲むように、来てくれた方や演奏陣のそれぞれが心に光と温もりを感じられる時間になればと思います。
4.ライブでお客様と分かち合いたいこと。
あ、前の質問で答えてしまいました。(笑)
5.リハーサルでは何を一番チェックしますか?
普段は音質や音量のバランスですが、今回は初めて披露する新曲を演奏する予定なので3人の息が合っているかをチェックする必要があるでしょう。
6.演奏するにあたり、大切にしていること。
過去に作られた曲と、演奏している今の自分の感覚との間にずれが生じていた場合、後者を優先して演奏すること。同時に曲の持っているイメージを壊さないこと。
7.ライブ中にお客様からのお題に応える即興演奏。今までどんなお題が印象に残っていますか?
良い演奏ができたものよりも変わったお題の方が覚えてますね。「ピンクのダルマ」、「マークアキクサの野望」、「合気道」・・・。
8. 2016年はマークさんにとってどのような年でしょうか。
来年にアルバムを出そうと思って後半はずっと曲を作っていましたが、過去の良いものは継承し、不要になったものは整理し、変化した部分は積極的に取り入れる。実生活でもそんな一年でした。
9.本日のライブ、見所、聞き所を!
今回はなんといっても新曲です! 演奏の手応えであったり、皆様の反応であったりが曲の仕上がりにフィードバックされますので、そこは夜の火にあたるだけでなく一緒に薪をくべるような聴き方をしていただければ嬉しいです。
10.最後にみなさまへのメッセージをお願いします!
いつも応援ありがとうございます! 年々、皆様との出会いの不思議さとありがたさをますます実感しています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2016年12月2日(金)
夜の火の月の演奏会
出演
Mark Akixa (Native American Flute)
太田光宏 (Guitar)
よしうらけんじ (Percussion)
会場: november-eleventh1111 Part 2
予約 ¥3240 当日 ¥3780(税込)
OPEN 6:oopm START 7:30pm
お問い合わせ&ご予約
電話 03-3588-8104 (november-eleventh1111 Part 2)
メールinfo@masmary.com (マーサメリー)
1.ご自身の楽器を色で例えると?
見た目は「木」そのものなので赤茶ですけど、音色は「風」そのものなので無色かな。
2. では、今の自分を色で例えると?
過去に同じ質問をされて、そのときは他のどんな色にも染まらない「黒」だと答えたと思いますが、今は他の色が少々混じろうが簡単に染まることのない「絶対的な白」でありたいですね。
3.毎日の生活の中で大切にしていることは?
原点や基礎を忘れないこと。油断するとすぐに忘れてしまいがちなので。
4. 音楽は自分にとってどういう存在?
私にとって音楽とは・・・・・・難しい質問ですね(笑)
言葉にはできないですけど無理やり言葉にするなら「神」かな。それとも言葉に表すことのできない「神」を表現するものが私にとっての音楽なのかもしれません。・・・うん、ちょっと深すぎる答えでしたね(笑)
5. 今までのライブで予想外のびっくりしたことは?
ライブじゃないのですけど、屋久島の森の中で10人ぐらいの生徒たちと笛を吹いていたらサルが集まってきたことが一番びっくりしましたね。あとこれもライブではないですけど、去年の東大寺の式典で演奏を始めた途端に鐘が鳴り始めたことですね。あれもびっくりしたな。
6.では、嬉しかったことは?
演奏活動を続けられていること自体が無上の喜びです!
7. 影響を受けたアーティストは?
アリゾナで初めてインディアンフルートを聴いたジェシー・カルーさんと、今年初めて聴いたコーディ・ブラックバードさん。
8. その理由
昨年久しぶりにジェシーさんの演奏を聴いたらびっくりするほどソフトに吹いていて、コーディさんは逆に驚くほど力強く吹いていたのを発見して、それぞれ刺激にもなったし、やっぱり自分なりの吹き方でいいのだと再確認できたので。
9.本日のライブの見どころ、聴きどころ?
ジェシーさんとコーディさんのお二人から学んだように、ソフトなところはよりソフトに、力強いところはよりパワフルに吹いてみようと思います。
10. 会場の皆様にメッセージをどうぞ!
いつもありがとうございます! 同じ時間、同じ空間で、同じ音楽を共有してくださってありがとうございます。私の音楽を聴いてなにか感じてくださったことがあったら、後でこっそり教えてくださいね。
「Hear in the Winds」at November Eleventh1111 Part2(赤坂)
Mark Akixa(ネイティブアメリカンフルート)
太田光宏(ギター)
よしうらけんじ(パーカッション)
特別限定料理 Hear in the Winds
ご予約3,240円 当日3,780円(税込)
会場:November Eleventh1111 Part2
Mark Akixa Office
Tel:03-6805-6876 / Fax:03-6805-6811
トリオ編成で行うライブは久しぶりなので、3人で汗をかく演奏をしたいですね。
あと今回は即興演奏をいつもよりたくさんやりたいと思っています。お楽しみに!
2.リハーサルで気をつける事。
やりすぎないこと。本番で緊張感が薄れてしまうから。
3.演奏前、どのように過ごしていますか?
呼吸を深く整えています。
4.メンバーに一言!
いつも通りでお願いします!
5.NAFという楽器の魅力は?
優しいのに魂の奥深くまで届いてくるような不思議な音色。
6.そんなNAFを一言で言い表すと?
愛の笛。
7.いつか演奏してみたい場所は?
う〜ん・・・特にありません。
8.その理由。
どこで演奏するかよりも、そこに聴く耳をもった人がいるかということのほうが大事だから。
9.あなたの夢は?
すでに夢はすべて叶っているのだ、といつの日か悟ること。
10.お客様にメッセージを!
いつもありがとうございます。今回もお客様からお題をもらって即興演奏をやる予定ですので皆様のお題とエネルギーで演奏を支えてください。よろしくお願いします!
2011年8月5日 (金)
2010年12月10日 (金)
1. 前回のライブのご感想を!
前回の6月はCDリリース記念ライブということで、久しぶりにお会いする方がたくさん来てくださったことが嬉しかったです。
2. 自分の楽器以外で好きな楽器
基本的に木の笛が好きですね。木管楽器全般が。
3. ご自身の曲で一番好きな曲
「神秘と畏敬」と「Inner Truth」かな。
4. 影響を受けたアーティスト
影響という意味では、セドナのローカルアーティストのジェシー・カルーさんでしょうね。初めてインディアンフルートを聴いたアーティストでもあるし、その後フルートの作り方も教えてくれた人なので。ジェシーさんに出会ってなかったらインディアンフルートを自分で演奏していなかったかもしれません。それぐらいの影響力です。
5. 影響を受けた音楽作品
ロリーナ・マッケニットの「THE MASK AND MIRROR」。民族楽器の良さを教えてくれた作品です。歴史的な傑作なので、一人でも多くの人に聴いて欲しい。
6. 今良く聞く音楽
最近はあえて音楽を聴かない時間を増やすようにしています。代わりに聴いているのは、風の音とか雨の音とか。
7. 1日の中で最も心地よい時
そうは言っても、やはり音楽を聴いている時かな。
8. その反対
その反対は音楽を聴けない時・・・聴く余裕もない時ですかね。
9. 今年のライブで印象に残ったことは何でしょうか。
CD をリリースしたことに伴って、ギターとパーカッションの3人で演奏する機会が増えたことが嬉しかったですね。あと精霊の仮面を使ったライブも何度か実現できたことかな。イメージを持つことさえ出来たらそれは実現できるのだということを体験を通して学ぶことが出来た一年でした。
10.今回の「Christmas Gathering」のタイトルに込めた思いは?
インディアンはクリスマスを祝わないのかというと、今はそんなことはないのです。日本もそうですけど異文化のものを自分たちの風習として取り込むというのは、文化的な懐の深さがないとなかなか出来ないことなのですよね。日本ではキリストを八百万の神様の一人として迎えましたけど、インディアンはメディスンマンの一人として捉えています。「それほど偉大なメディスンマンの誕生日を世界中の人が祝っているのなら、自分たちも祝っても良いね」という風な・・・今回のライブもそんなノリですね。
2010年12月10日 (金) Mark Akixa 「Christmas Gathering」
白でしょうか。どんな色にも染まることが出来うるという意味で。
2. では、今の自分を色で例えると?
黒でしょうか。どんな色にも左右されないという意味で。
3. 毎日の生活の中、どんな音が耳に飛び込んできますか?
家が小学校のそばなので子供たちの声です。
4. その中でここちよいと思う音とは?
子供が笑いながら歌う歌。
5. 逆に耳障りだと感じる音とは?
耳鳴りの音ですね。しかも逃れようもないし。
6. 今一番大事にしているもの、もしくは事。
自分自身と対話する時間を持つこと。
7. 音楽は自分にとってどういう存在?
神そのもの。
8. ライブで、予想外のびっくりしたこと(お客様の反応やハプニングなどで)、もしくは嬉しかったことは?
女性のお客様から「手が綺麗」と言われること。終演後に「MCが面白かった」と言われること。でも喋ってる内容は意外と聞いていないこと。
9. アメリカで実際にアメリカ先住民の方々と接して、感動したこと。
家族の一員のように接してくれたこと。黙っていても目だけで会話できる人が多いこと。日々の生活の中に信仰があること。
10. 最後に。座右の銘は?
人は心で学ぶ。目や頭で学ぶのではない。 Mark Twain
2010年06月25日 (金)
Mark Akixa
アルバム『All My Relations』リリース記念ライブ@ノヴェンバーイレブンス1111
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