Interview with 後藤勇一郎さん
昨年の8月に始動したnovember eleventhでの私季らいぶも4回目を迎えます。
今回は無伴奏ヴァイオリン・デュオ。後藤さんにお話を伺いました。
MM:後藤さん、こんにちは。後藤さんの私季らいぶの楽しみは、演奏曲目とアレンジ!第4回目は新緑の季節、5月12日(土)のランチライブですね。よろしくお願いいたします!
G: こちらこそよろしくお願いいたします。マーサメリーさんのご好意により年4回という回数を企画していただいていることから、あっという間に編成が一巡し、今回はどこでも気軽にという私季らいぶのコンセプトにぴったりの無伴奏ヴァイオリンデュオです。必要最小限の音による芳醇な響きをご堪能ください。
MM:早速に演奏予定曲目リストを下さりありがとうございます。
リストは当日のお楽しみ?ということで、リストの中から何曲か聴き方お楽しみポイントをお伺いしたいと思います。まずは、恒例のチャルダッシュ。(^^) ゆったりとLargoから始まり、Allegro vivaceへのテンポ変換、華麗な曲ですが、演奏者からみて「ここが面白い!」というところは?
G: この曲は比較的耳馴染みな曲で、超絶技巧的な曲であるという印象をお持ちの方も多いかと思いますが、ヴァイオリン奏者からすればお手軽に技巧をアピールできる、つまり見た目聞いた目(笑)程難しくなく容易にスピード感をアピールできる曲です。その分奏者によってテンポや表現力の違いを感じていただけるのではないかと思います。
MM:唯一日本語のタイトル「愛の挨拶」。素敵なタイトルですね。
G: こちらも聴けば、ああとなる耳馴染みの曲かと思います。もともとピアノ伴奏によるお洒
落な小品ですが、こちらもヴァイオリンだけの響きで可憐な愛を(?)感じていただければと思います。
MM:Nearer, My God, to Thee、聖歌ですね!
G: 映画「タイタニック」でも演奏シーン含め使われた曲で、劇中では確かヴァイオリン三人とコントラバスで演奏していたかと思います。この曲を無伴奏ヴァイオリンデュオにアレンジしたきっかけは、ご来場いただいたお客様のアンケートにリクエストで記載されていたからです。常連さんだったその方、実はその後ご来場いただいていないので気がかりです。
MM:「Nearer, My God, to Thee」曲は大変有名な聖歌で、歌い出しは「主よ、みもとに近づかん」。教会では旅立ちの時によく歌われます。沈み行くタイタニック号で音楽家たちがこの聖歌を弾いたことは実話だと聞き、言葉にならない深い感銘を受けました。
さて、次のご紹介曲は、後藤さま、お選びください。
G: その他今回は3rd Album「私季III」収録、どの会場で演奏しても良い曲だね、と評価していただいている自作の「Affinities」、CD音源を再現すべくこの場所ならではのリズム・トラックと共に今回も演奏しますが、今回はプラス、ヴァイオリンデュオでメロディを奏でます。今回だけの企画かもしれませんので是非ご来場ください。
そして自身が得意とする、アレンジの妙を最も表現できる変奏曲スタイル、無伴奏ヴァイオリンデュオでは、皆さんよくご存知の Happy Birthday To You を7つの変奏曲にアレンジした「7 Variation on "Happy Birthday”」が必聴です。
MM: 長らく音楽界でご活躍をされていらっしゃいますが、この世界に入ったきっかけは?
G: 幼少よりヴァイオリンを始め、音楽高校音楽大学と進むレールが引かれていた人生でしたので(笑)きっかけというのは思い出せず、ここにいる事が当たり前の道のりでした。
MM: 最初のステージの思い出、もしくはエピソードがありましたらお聞かせください。
G: 子供の頃から発表会や学生のコンサート等、色々と出演させていただいた歴史があるので、最初のステージが何かすら覚えていません(笑)気がついたら今という感じです。
MM:リハーサルの時には何を大事にしていますか?
G: 体力温存です(笑)
MM: 本番の時には?
G: 集中力と、環境変化で揺るがないモチベーションの維持向上です。
MM:みなさんにメッセージをどうぞ!
G: 私季らいぶの一番の売りでもある、いつでもどこでもが体現できる無伴奏ヴァイオリンデュオ、アカデミックな響きでありながらクラシックにこだわらない幅広い選曲で、弦楽四重奏以上の芳醇な響き、ヴァイオリン二本だけでもこれだけサウンドするという、必要最小限で最高の音像を築き上げ、倍音や感性を含めて聴衆の脳内で響きを広げる事ができる、皆様と作り上げるアンサンブルを是非ご堪能ください。
豊富な経験値と卓越した技術と表現力。だから、彼の音は面白い!
記憶に残る音、後藤勇一郎
2018 年5月12日(土) 「私季らいぶ@1111 #4」
12時開場/ 13時開演(14:15頃終演予定)
ヴァイオリン 後藤勇一郎 共演・杉浦清美(ヴァイオリン)
料金:一般ご予約 ¥3000 / 一般当日 ¥3500(税別・飲食代別途)
学割:中学生、高校生、大学生は予約 ¥2000 当日¥2500(税別)
当日学生証提示・小学生半額・幼稚園以下無料
料理 私季ランチ ¥1300、アラカルトメニューあり ¥500より (税別)
次回は 2018年8月25日(土) 私季らいぶ@1111 の1周年記念です!
GOTSU.NET
会場:ノヴェンバー・イレブンス1111 Part2
03-3588-8104(受付時間 13時〜18時 月曜定休) 港区赤坂3−17−8 都ビル2F
千代田線赤坂駅、銀座線、丸の内線赤坂見附より徒歩5分risingdragon.jp
企画・協力・インタビュー (有)マーサメリー info@masmary.com masmary.com
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